節分 ~鬼はそと福はうち~ (22.01.27)
冬の寒風が身に染みる時期となり、日南町では、最低気温が氷点下になる日が多くなりましたが、積雪は例年より少ないように感じております。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
新年に入り大型物件のオーダーもいただきお陰様で相変わらずフル生産の状況が続いております。
皆様に喜んでいただける製品づくりができるよう、また、ご迷惑がかからないよう務める所存でございます。
さて、節分が近くなりました。各地域で様々な慣わしがあろうかと思います。
今回は節分について調べてみました。
節分とは、各季節の始まりの日の前日のことをいい、「季節を分ける」こと「季節の変わり目」も意味しています。
旧暦では、立春の前にあたる節分が年の最後だと考えられていたため、「これから始まる新しい1年が、不幸や災いがない1年になりますように」との願いを込めて、1年に1度、節分をこの時期に行い、また、季節の変わり目には邪気が生じると考えられていることから、それを追い払うために節分の行事が行われているとのことです。
【節分に食べると縁起の良い食べ物について】
「大豆、巻き寿司」
豆は、昔は年や季節の変わり目に鬼がやってきて悪さをすると考えられていて、鬼を退治するために、季節の変わり目である節分に、霊力がやどるとされている大豆を食べるようにしたそうです。恵方巻にも、巻き寿しには福を巻き込むという意味があるそうです。
全国的にも「大豆、巻き寿司」は、節分にいただく定番の食べ物となっていると思います。
その他にも節分に食べると縁起の良い食べ物があるそうです。
「イワシ」
鬼は、イワシの生臭さやイワシを焼いた時に出る煙が大嫌いなのだそうです。また、節分ではイワシを飾る習慣も存在します。「柊鰯(ひいらぎいわし)」といって、柊の小枝に焼いたイワシの頭を突き刺したものを、戸口にかざります。柊も尖った歯が目を突き刺すと言われるため、鬼の苦手なものの1つです。イワシと柊のダブルパンチで、鬼を追い払う強い効果があると言われているそうです。
「こんにゃく」
こんにゃくも節分に食べられることが多いそうです。こんにゃくは食物繊維が豊富で、体の中の不要物を取り除いてくれることから、旧暦の大晦日に体を清める意味合いを含めて食べていたのだそうです。甘辛煮や味噌煮なども美味しいですね。
「蕎麦」
旧暦では、立春の前にあたる節分が年の最後だと考えられていたため、「年越し蕎麦」を節分に食べていて、年越しに蕎麦を食べるのは、他の麺類より切れやすいので「昨年の厄を断ち切る」という意味があります。
皆で美味しく食事をすることによって健康にもつながると思います。
また、意味を知ることによって会話も弾み家族団らんの食事が楽しくなりそうですね。
縁起のよい食べ物をいただいて旧暦の年初も気持ちよく迎えたいと思います。